うみうしの日誌

~(・ ω ・)~nullnull

数学好き と 数学者好き

私は数学が好きだ。
しかし、数学に対する誠実さが自分にはないので「数学好き」を公言することはためらわれていた。
数学を愛している。いるが、どうしても誠実になりきれない。どうしたものかと思っていたところ、この本に出会った。

数学者ザリスキーの生涯

数学者ザリスキーの生涯

内容は全く優しくない。特異点解消の説明なぞ用語すら分からない。正確さを欠かないようにするための広中先生の配慮だろう。こういうところに数学者の誠実さが見える。

さて、この本の序文である。正確には覚えていないが、ザリスキー氏の奥さんの言葉が引用されていた。その内容は
「私は数学が好きなのではなく、数学者が好きなのだと気付いた」
というもの。

この文を読んだとき、私もまさしくその通りなのだと気付いた。
数学は好きだが、それは数学者のことが好きだからだ。愛すべき数学者を少しでも理解するために、私は数学を学ぶ。

それでも、たまには夢想するのだ。自分も数学科に行っていれば、彼らの仲間入りが果たせたのではないかと。